畦(あぜ)から学ぶ先人たちの知恵

今日は「畦(あぜ)から学ぶ先人たちの知恵」ということで、
奥明日香や深野を調べた際に田んぼの畔に生える植物について気になったので少し調べてみたので、まとめておきます。
(こちらもただの自己満足なので興味がなければスルーで構いません。)


まず、畔とは田と田の間に土を盛り上げたしきりのことで、その仕切りではいろんな動物、植物が生息しています。
植物が育つ上で必要な栄養素はたくさんありますが、そのうち一番重要なのが三大栄養素(窒素、リン、カリウム)といわれています。

これを踏まえたうえで、「畔豆」について書いていこうと思います。

「畦豆(あぜまめ)」とは大豆のことで、畔に大豆を植えることで、水田の稲に対し重要な役割を果たします。
主に中国の農村で行われている手法で、畔に大豆を植えることで三大栄養素うちの1つである窒素を水田に与えます。

どういうことかというと、大豆の根に存在する根粒菌の働きにより空気中の窒素を窒素化合物すなわち肥料を合成することが知られいます。
そして、合成された窒素化合物は畔に蓄えられ、田越し(水田に水を引く前にトラクターで耕す作業)や畔切(畔の修繕)の際に水田に栄養がどんどん供給されていきます。
つまり、化学肥料がなくても自然の力により肥料を得ることができます。

日本では畔に大豆という光景はなかなかお目にかかるのは難しいかもしれません。
(旅の中で見れるといいのですが)
しかし、化学肥料がなかった時代に用いられたこの手法は自然との共生関係を利用した先人たちの知恵でもあります。
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しかしながら、先日ご紹介した奥明日香(61)稲渕(いなぶち)地域、深野(60)では田んぼの畔に「彼岸花」がたくさん植えられているということで、なぜ植えているのかと気になりました。
そして、秋の田んぼに彼岸花の光景は意外と見たことがある方が多いのではないでしょうか、

「景観維持の為なのかな?」と思っていた私でしたが、

そんな彼岸花も水田の維持に一役を買っていることがわかりました。
畔はザリガニや野ネズミに穴を掘られてしまい、穴だらけになってしまうと言います。
そこで彼岸花を植え、鱗茎(ユリ根のような根っこ)に存在する成分(毒)がモグラや野ネズミの侵入を阻み、畔に穴をあけられにくくなりで結果的に畔の崩壊や水漏れを防ぎます。
さらに、彼岸花は雑草抑制の成分を持ちその成分は雑草の生育を強く阻害するが、田んぼの中のイネの阻害は弱いため畔に植えるには最適の植物といえるでしょう。

というわけで、突拍子もなくこんな記事を書いてしまいましたが、いかがだったでしょうか?
普段何気ない風景にも前人たちの知恵が詰まっています。
そういったことに気づいていけるよう旅の中で意識していきたいものです。

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