188日目:茶堂と段畑

おはようございます!
また昨日より朝の冷え込みが厳しくなってきました。

さて、昨日は愛媛県の里を2箇所巡ってきました。
お遍路巡りのお接待の文化が息づく城川町田穂地区、一山を石垣で埋め尽くすような光景が特徴の段々畑を有する遊子水荷浦

そして、久しぶりに100km越えのロングランとなった一日でした。
それでほ、188日目を振り返ります!



目次

・にほんの里100選90(城川町田穂)
・にほんの里100選91(遊子水荷浦)
・まとめ


・にほんの里100選(城川町田穂)

本日は道の駅日吉夢産地よりスタートです。
そして、昨晩は道の駅の方のご好意で小さなお家に泊めて頂き、疲れもすっきりとれて、出発です。
大変お世話になりました。


こちらの道の駅は昨日の投稿にもあるように火曜、土曜は神田窯さんが焼物の販売に来られていますのでお時間がございましたらお立ち寄りください。

さて、本日はにほん里100選、城川町田穂地区へ向かいます。
しばらくは山の中を進んで行くのですが、


10分後には…まぼろしに包まれました。
はい、かなり今朝の冷え込みが厳しかったようで盆地となるエリアでは濃い霧が発生していました。


晩秋の雰囲気が漂って来ましたね。
霧がより一層雰囲気を深くしています。


さて、そんな霧の中を走ることに1時間
最初の目的地、城川町田穂地区へ到着です。
田穂と書いて"たお"と読むそうです。

集落の入り口には茶堂と呼ばれる
お遍路巡りや旅人が休憩に用いたとされる小さな東屋があります。


東屋というと少し語弊があるかもしれませんね、茶堂の中にはお地蔵さんや石仏さんがいらっしゃいます。


今でも旅人が休んで行けるように、集落の中で当番を決めて掃除をして綺麗に整備しています。


城川町にはこのような茶堂がおよそ60軒ほどあり、そのうち田穂地区には3つあり
茅葺の茶堂が残っているのが特徴です。


また、かつては愛媛県南予地方、高知県に茶堂はよく見られたそうで、その多くは取り壊されたもののこの地区では集落のコミュニケーションの場として活用されて来たことからお遍路のコースから外れているものの現代まで残ったようです。


そんな文化が残る田穂地区には棚田百選に選ばれた堂の境棚田があります。


ちょうど棚田の改修工事中が行われていました。
コンクリートで基盤を作っている感じでしたので、かなり棚田の保全が限界に来ているのを感じました。


そして、棚田を上部から見下ろすと
こんな感じです。


工事はされていてもその後はしっかりと丁寧に草刈りもされていて、地域の方の棚田に対する思いが伝わって来ます。


この地区に伝わる伝統行事に実盛送りと呼ばれる行事があるそうで、簡単に言うと虫送り


虫送りは火を用いた害虫駆除するためのもので、稲に着いた害虫を追い払うことから農薬が普及される前まではこの方法が用いられました。


この地区に置いても水田が多く、
先祖代々の水田や棚田を守ろうという意思が強い地区というのも頷けます。

また、民家にも石垣がよく残っていてその頑丈さと技術を垣間見ることができました。


さて、そんな田穂地区を後にして西予方面へ走ります。


西予市までは微妙なアップダウンのある道を走ります。


道中、巨大ホルスタインが登場


そして、西予市にてお昼ご飯を済ませて
次なる里へ向かいます。

・にほんの里100選91(遊子水荷浦)

次なる里は愛媛県宇和島市の三浦半島の先端にある段々畑が特徴の里です。


西予市から宇和島市へは小さめの峠が2つ
一つ目の峠を越えるとみかん畑と海の見える道に出て来ます。


そして、宇和島市内に入りふと気になった神社があったので立ち寄ってみます。
立ち寄ったのは和霊神社


伊達政宗の長男秀宗の元で産業の充実や民政の安定に尽力した山家清兵衛を祭神とする神社で産業の神として信仰されているそうです。


境内を歩き回っているとなんという数の絵馬が
かなりご利益があるようです。
私はお参りだけです。


お参りした後、休憩に立ち寄った神社近くの公園にはSLが展示されていました。


運転席も見学できるようですが何が何やら分かりません。


さて、小休止を終えてここから往復50kmの三浦半島へ挑みます。


最初にややきつい峠を越えて
しばらくは海沿いの平坦区間を走ります。
リアス式海岸を形成しているため、湾や浦を次々巡っていきます。


ここの浦ではこういった小屋プラス船着イカダが多く見られました。


沖合のイカダでは真珠を作っているのだそうです。


そして、半島特有のアップダウンを繰り返すこと1時間、遊子水荷浦へ到着です。
"ゆすみずにうら"と読みます。


到着した時はその光景に思わずえっ!
と声を漏らしてしまいました。
石垣の段々畑が山の上まで続いていて、
日本ではないようなそんな雰囲気さえしました。


さて、それでは散策していきます。
急斜面に作られた段畑(この地域では段々畑をこう呼ぶ)、
この段畑は江戸時代の終わり頃から始まり、沿岸部で稲作ができなかったことからサツマイモを栽培し


石垣の段畑へは明治ごろから変わっていったそうです。
戦後までサツマイモは栽培され続け、その後はじゃがいもを栽培されて来ましたが、


1960年ごろからもともと半農半漁の地区であったこともあり、真珠、ハマチの養殖などが中心になったことから段畑は緑の深い荒れていったそうです。


今の光景からは信じられませんが、自然の力を改めて実感しました。
最盛期には30haあった段畑は2haまでに減少したと言います。


そして、平成に入ってから段畑の景観を守るべく地元のNPO団体、『段畑を守ろう会』の方々により5haにまで段畑を復活させ


特産の早どりじゃがいもを栽培されています。
例年四月ごろにはとれるというじゃがいもは焼酎にも用いられるのだとか
一度味わってみたいものです。


段畑から下を覗くとなかなかの高度感でここで畑仕事をしていることを思うと少しゾッとします。


また、石垣の組み方も今まで見て来た里の石垣とは少し異なる組み方のように感じられました。


これほどの石垣がさらに6倍の広さを誇っていたというのですからかかる労力は果てしないものであったことでしょう。
しかし、この地で生きていくための知恵でもあったのです。


そんな里の知恵と苦労の詰まった段畑を散策して、遊子水荷浦を後にします。


その後は来た道をひたすら宇和島市まで戻ります。


日が落ちてくると急激に気温が落ちて来ますからこれからは注意が必要ですね


というわけで本日は道の駅みなとオアシス宇和島にて終了です。

そして、今日は高知県のにほんの里100選、里川を目指して走りたいと思います!
それでは、さよなら~

・まとめ

・走行距離
本日:106km
累計:11769km

・出費
食費 1629円

・今日の足跡
道の駅日吉夢産地~道の駅みなとオアシス宇和島

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