133日目:試されすぎた日
おはようございます!
昨日はにほんの里100選を2箇所回ってきました。
一つは舟屋の景観が有名な伊根町、もう一つはコウノトリの里豊岡市の円山川流域を訪れました。
そして、午後からは雨が降り出し、その上…いろんな事がありました。
それでは、133日目を振り返ります!

・にほんの里100選(伊根湾の舟屋群)
・にほんの里100選(円山川流域)
・試されすぎた日
・まとめ
本日は道の駅伊根よりスタートです!
朝起きてみると雨も上がっていたのでなんとかなりそうと思いながら、ブログを既に更新していたketa-Gさんは先に出発

そして、私はブログを更新したのち舟屋の街並みの散策に向かいました。

伊根といえばこの舟屋群
その独特の景観は落ち着いた気分にさせてくれます。

さて、この舟屋はなぜこの地域に発達したのでしょうか?
それは、伊根湾の地理にあると資料館の方からお伺いしました。

まず、舟屋からすぐに海が深くなっていること、
伊根湾を塞ぐように鎮座する青島が外洋からの波を抑えてくれていること。
(写真は道の駅伊根より)

この地理的条件が舟屋を作り出したと言います。
また、この地域の舟屋に道路を挟んだ母屋があるといった形式で、今ある道路はかつてはその家の人の庭だったそうです。

そして、舟屋には松や椎が用いられ、それは母屋の背後の山から切り取られたものでした。
ここにまた一つ木を中心とした循環型の暮らしを垣間見ることが出来ました。

さて、もう少し舟屋について深掘りしていきましょう。
この写真の舟屋の一階の部分に注目してみると一階の床が海より一段上がっていることが分かると思います。

先ほどは地理的要因から舟屋の発達について触れましたが、鉄で船を作り始めたのは明治初期、つまりはかつては木造の舟が大半を占めました。

木造の舟は海につなぎ続けるとすぐに傷んでしまうことからこういった舟屋と呼ばれる倉庫が必要になったのです。

さて、舟屋についてはこのくらいにしてこの町の少し面白い場面に遭遇したのでそれだけ紹介して次なる里に向かいます。
それは伊根の漁港に立ち寄った時の出来事で近所のおばあちゃんたちが何やらバケツを持って歩いてくるのですが、
バケツを持って何しにいくのだろうと少し様子を見ているとどうやらこの伊根の漁港では、
一般の方も今朝上がった新鮮な魚介類を直接買えるとのことでバケツいっぱいに購入している姿を見ることが出来ました。
こうした暮らしは私としては憧れる部分もあり、なかなか面白いと感じた場面でした。

さて、伊根の町を離れ丹後半島を周回します。
海より少し内に入るとのどかな農村風景が広がります。

再び海岸線に出ると断崖絶壁が続きます。
この辺りは走っていると気持ち良かったですね。

なかなかスリリングな道を抜けて

海に面した棚田に遭遇、少し立ち寄ることにします。

もう既に収穫後でしたが、袖志の棚田です。
海のそばにある棚田は日本海側でよく見られるようなそんな気がします。

そして、丹後松島を経たあたりから雨が降り出し、お昼の時間となりスーパーで昼食をとります。

そして、昼からはなかなかの雨量にところどころ雨宿りをしながら進みました。

そして、兵庫県は豊岡市に突入です。
次なる里へはもう少しです。
しかしながら、雨は止むことを知らないようです。

そして、訪れたのは円山川流域の水田です。
ここ豊岡市ではコウノトリを守る農業としてコウノトリ育む農法を推進しています。

具体的にはどういう農法なのか、こちらのコウノトリの郷公園のスタッフの方にお伺いしました。

さて、そもそもこの環境保全の中でこれだけコウノトリの名前が挙げられるのか

それはかつては留鳥として日本に当たり前に生息していた鳥だったのですが、生活環境の悪化つまりは巣をかける木の伐採、乱獲によりその個体数を減らしてしまいました。

そして、鳥類は生態系ピラミッドにおいて上位の消費者となり、特にコウノトリは他の鳥類に比べ、食べる量が多いのでそれだけ懐の深い自然環境を必要とします。

なので、里山のような豊かな自然がそこにあるのかないのかを知る指標生物でもあるがゆえに環境保全の中では名前がよく挙がります。

さて、話を戻してそのコウノトリを育む農法についてですが、具体的にはコウノトリを減らした一因である化学農薬を減らしたり、全く使わない水田も増えてきているそうです。

また、水の管理については水田に深く水を張る深水管理、コウノトリの餌となるトンボやカエルがヤゴやオタマジャクシにかえるまで水を張る中干し延期などが行われています。

そして、そこで作られたお米は安心安全の郷からの恵みはブランド米として売り出されています。

やはり手間がかかりますが、こうした環境を維持して初めて人と自然との共生が成り立つのでしょう。
(写真は円山川左岸野上地区にて恐らくコウノトリです。)

そして、このコウノトリの郷公園では飼育されているコウノトリを間近で見ることができ、自然との共生について学ぶこともできます。


という訳で、コウノトリの郷円山川流域を後にします。
そして、この後思いもよらぬ出来事が…
さて、この後は迫力のある柱状節理がみられるという玄武洞へ訪れました。

ここでは、5つの見所ポイントがありまして、1つ目!
玄武洞かつては石切場でもあったようでその名残を見ることが出来ます。

そして、2つ目!青龍洞
個人的にはここの柱状節理が一番迫力があると感じました。

3つ目!白虎洞
ボコボコと六角形の岩が特徴的です。

4つ目北朱雀洞こじんまりとしていますが、立派に柱状節理が見られます。

5つ目南朱雀洞ちょっと草が多くて分かりにくいです。

という訳で雨に打たれながらも存分に柱状節理を満喫して次なる目的地へ向かいます。

そして、本日は2015年の日本一周チャリダーのてんぷらさんのお宅でお世話になる予定でしたので城崎温泉を経て、

てんぷらさんのお宅へ向かうのですが、そのルートの一つが通行止めとなってしまい夜の海岸線を走ることに…

お分かりいただけるだろうか…的な恐ろしい道に、厳しいアップダウン、激しく降る雨、

そして、鹿が前を横切った後は死を覚悟するくらいには試されていたと思います。
そして、なんとかてんぷらさん宅に到着し先に到達していたketa-Gさんと合流して、その後、夜ご飯をてんぷらさんにご馳走になり

城崎温泉に連れて行ってもらいました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
また、このご恩は他のの方へつなげて行きたいと思います。

さて、そして本日はてんぷらさんのお宅で雨が上がるまでお世話になり、鳥取方面へ進めていきたいと思います。
それでは、さよなら~
・走行距離
本日:100km
累計:8593km
・出費
食費 1053円
・今日の足跡
道の駅伊根~てんぷらさん宅
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昨日はにほんの里100選を2箇所回ってきました。
一つは舟屋の景観が有名な伊根町、もう一つはコウノトリの里豊岡市の円山川流域を訪れました。
そして、午後からは雨が降り出し、その上…いろんな事がありました。
それでは、133日目を振り返ります!

目次
・にほんの里100選(伊根湾の舟屋群)
・にほんの里100選(円山川流域)
・試されすぎた日
・まとめ
・にほんの里100選(伊根湾の舟屋群)
本日は道の駅伊根よりスタートです!
朝起きてみると雨も上がっていたのでなんとかなりそうと思いながら、ブログを既に更新していたketa-Gさんは先に出発

そして、私はブログを更新したのち舟屋の街並みの散策に向かいました。

伊根といえばこの舟屋群
その独特の景観は落ち着いた気分にさせてくれます。

さて、この舟屋はなぜこの地域に発達したのでしょうか?
それは、伊根湾の地理にあると資料館の方からお伺いしました。

まず、舟屋からすぐに海が深くなっていること、
伊根湾を塞ぐように鎮座する青島が外洋からの波を抑えてくれていること。
(写真は道の駅伊根より)

この地理的条件が舟屋を作り出したと言います。
また、この地域の舟屋に道路を挟んだ母屋があるといった形式で、今ある道路はかつてはその家の人の庭だったそうです。

そして、舟屋には松や椎が用いられ、それは母屋の背後の山から切り取られたものでした。
ここにまた一つ木を中心とした循環型の暮らしを垣間見ることが出来ました。

さて、もう少し舟屋について深掘りしていきましょう。
この写真の舟屋の一階の部分に注目してみると一階の床が海より一段上がっていることが分かると思います。

先ほどは地理的要因から舟屋の発達について触れましたが、鉄で船を作り始めたのは明治初期、つまりはかつては木造の舟が大半を占めました。

木造の舟は海につなぎ続けるとすぐに傷んでしまうことからこういった舟屋と呼ばれる倉庫が必要になったのです。

さて、舟屋についてはこのくらいにしてこの町の少し面白い場面に遭遇したのでそれだけ紹介して次なる里に向かいます。
それは伊根の漁港に立ち寄った時の出来事で近所のおばあちゃんたちが何やらバケツを持って歩いてくるのですが、
バケツを持って何しにいくのだろうと少し様子を見ているとどうやらこの伊根の漁港では、
一般の方も今朝上がった新鮮な魚介類を直接買えるとのことでバケツいっぱいに購入している姿を見ることが出来ました。
こうした暮らしは私としては憧れる部分もあり、なかなか面白いと感じた場面でした。

さて、伊根の町を離れ丹後半島を周回します。
海より少し内に入るとのどかな農村風景が広がります。

再び海岸線に出ると断崖絶壁が続きます。
この辺りは走っていると気持ち良かったですね。

なかなかスリリングな道を抜けて

海に面した棚田に遭遇、少し立ち寄ることにします。

もう既に収穫後でしたが、袖志の棚田です。
海のそばにある棚田は日本海側でよく見られるようなそんな気がします。

そして、丹後松島を経たあたりから雨が降り出し、お昼の時間となりスーパーで昼食をとります。

・にほんの里100選(円山川流域)
そして、昼からはなかなかの雨量にところどころ雨宿りをしながら進みました。

そして、兵庫県は豊岡市に突入です。
次なる里へはもう少しです。
しかしながら、雨は止むことを知らないようです。

そして、訪れたのは円山川流域の水田です。
ここ豊岡市ではコウノトリを守る農業としてコウノトリ育む農法を推進しています。

具体的にはどういう農法なのか、こちらのコウノトリの郷公園のスタッフの方にお伺いしました。

さて、そもそもこの環境保全の中でこれだけコウノトリの名前が挙げられるのか

それはかつては留鳥として日本に当たり前に生息していた鳥だったのですが、生活環境の悪化つまりは巣をかける木の伐採、乱獲によりその個体数を減らしてしまいました。

そして、鳥類は生態系ピラミッドにおいて上位の消費者となり、特にコウノトリは他の鳥類に比べ、食べる量が多いのでそれだけ懐の深い自然環境を必要とします。

なので、里山のような豊かな自然がそこにあるのかないのかを知る指標生物でもあるがゆえに環境保全の中では名前がよく挙がります。

さて、話を戻してそのコウノトリを育む農法についてですが、具体的にはコウノトリを減らした一因である化学農薬を減らしたり、全く使わない水田も増えてきているそうです。

また、水の管理については水田に深く水を張る深水管理、コウノトリの餌となるトンボやカエルがヤゴやオタマジャクシにかえるまで水を張る中干し延期などが行われています。

そして、そこで作られたお米は安心安全の郷からの恵みはブランド米として売り出されています。

やはり手間がかかりますが、こうした環境を維持して初めて人と自然との共生が成り立つのでしょう。
(写真は円山川左岸野上地区にて恐らくコウノトリです。)

そして、このコウノトリの郷公園では飼育されているコウノトリを間近で見ることができ、自然との共生について学ぶこともできます。


という訳で、コウノトリの郷円山川流域を後にします。
そして、この後思いもよらぬ出来事が…
・試されすぎた日
さて、この後は迫力のある柱状節理がみられるという玄武洞へ訪れました。

ここでは、5つの見所ポイントがありまして、1つ目!
玄武洞かつては石切場でもあったようでその名残を見ることが出来ます。

そして、2つ目!青龍洞
個人的にはここの柱状節理が一番迫力があると感じました。

3つ目!白虎洞
ボコボコと六角形の岩が特徴的です。

4つ目北朱雀洞こじんまりとしていますが、立派に柱状節理が見られます。

5つ目南朱雀洞ちょっと草が多くて分かりにくいです。

という訳で雨に打たれながらも存分に柱状節理を満喫して次なる目的地へ向かいます。

そして、本日は2015年の日本一周チャリダーのてんぷらさんのお宅でお世話になる予定でしたので城崎温泉を経て、

てんぷらさんのお宅へ向かうのですが、そのルートの一つが通行止めとなってしまい夜の海岸線を走ることに…

お分かりいただけるだろうか…的な恐ろしい道に、厳しいアップダウン、激しく降る雨、

そして、鹿が前を横切った後は死を覚悟するくらいには試されていたと思います。
そして、なんとかてんぷらさん宅に到着し先に到達していたketa-Gさんと合流して、その後、夜ご飯をてんぷらさんにご馳走になり

城崎温泉に連れて行ってもらいました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
また、このご恩は他のの方へつなげて行きたいと思います。

さて、そして本日はてんぷらさんのお宅で雨が上がるまでお世話になり、鳥取方面へ進めていきたいと思います。
それでは、さよなら~
・まとめ
・走行距離
本日:100km
累計:8593km
・出費
食費 1053円
・今日の足跡
道の駅伊根~てんぷらさん宅
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